グローバル・ブレインの「PR支援」でスタートアップの事業成長を加速させる
ワークショップなどの啓蒙活動ではある程度、フレームワーク化した考え方を提供しつつ、一方で個別の支援については実践的な支援を提供しています。

執筆: Universe編集部、共同執筆: 松井小麦
スタートアップにおけるブランドやPRなどのコミュニケーション戦略は年々重要性が高まっています。前回はグローバル・ブレインがソニーデザインコンサルティングと協力して出資先であるファーメンステーション社の製品デザインを支援した事例をご紹介しました。今回はPR(パブリック・リレーションズ)
曖昧な「PR」をどう支援する
PRは大きくはコミュニケーション戦略の一部で、対象となるパブリック(コミュニティ、株主や社員、消費者)
この「メディアリレーション」
スタートアップにありがちなPR活動への誤解
スタートアップにとってPR活動は会社の認知拡大や資金調達のためにとても大切な役割になっていますが、創業間もないとPRの専任者がいない場合も多く、経営陣が兼任でやっているケースが多くあります。また、担当者がついても、経営者がPRの本質的な部分を理解できていないと、きちんとしたコミュニケーションが取れないといった問題も出てきます。
バッドケースとしてはテレビや新聞など目立ったメディアに取り上げられることだけにフォーカスしたKPIにしてしまったり、ターゲット設定や自分たちが何を伝えたいかを明確にできていない状態で闇雲に活動を開始する、といったものです。
啓蒙活動として実施しているPR勉強会や年4回のPRワークショップ(1回5、6社が参加)
特に個別のPRコンサルを通じてPRの本質を理解いただき、今、自分たちが何をすべきなのかを明確にしていただいた上で、PRで自走していただけるような仕組みづくりを常に念頭に置いて仕事をしています。
個別最適化されたPR支援
ワークショップなどの啓蒙活動ではある程度、フレームワーク化した考え方を提供しつつ、一方で個別の支援については実践的な支援を提供しています。メディアリレーションやPR業務の実務アドバイス・PRの戦略策定からロードマップ作成のサポートなどを通じて、スタートアップ自身がパーセプションチェンジ(認知変化)
今後も、サポートを続けていきながら、PRメンバーの横の繋がりやメディアとのリレーションについても広げていけるような仕組みも考えています。
特にIPO前後のグロースステージにおけるスタートアップの認知変化は大切な仕事になります。それまで非公開の特定株主とだけコミュニケーションすればよかったものが、一気に様変わりし、これが株価の形成に大きな影響を与えるようになるからです。通常はIR(インべスターリレーション)
PR支援チームでは今後、プロモーション支援を含めた多くの投資先をお手伝いできるようになれる体制を目指していきます。また、投資直後の一番PRの助けが必要な時にはお助け隊として入り込むような積極的な支援も可能ですし、先日の記事にあったValue Up Teamともうまく連携し、スタートアップ企業が具体的に成長を目指せる、そういった手厚い支援をしていけるようにしたいと考えています。
松井 小麦
Global Brain Corporation
Corporate Management Group
Director / PR Talent
ソニーマーケティング株式会社、スマホゲーム会社を経てGBに参画。スマホゲーム会社では、PR・プロモーションを担当し、数々のキャンペーンを企画遂行。グローバル・ブレインでは、自社のPRと投資先のPR・プロモーション支援を担当。