DeepTech領域への投資を加速すべく、4名の教授をアドバイザーとしてお迎えしました!
各領域のトップランナーである4名をご紹介します。
執筆: Universe編集部
グローバルのトップリスクである感染症や気候変動の問題を始め、DeepTechと呼ばれる革新的なテクノロジーをもってしか解決できない課題は山積しており、グローバル・ブレイン(以下GB)としても、素晴らしい技術を持つスタートアップへの投資を加速していきたいと考えています。
GBはこれまでもDeepTechに造詣の深いキャピタリストを多く採用してきましたが、より高いレベルでの専門性を強化すべく、DeepTech各領域のトップランナーである4名の教授をアドバイザーとしてお迎えすることになりましたのでご紹介します!
慶應義塾大学 岡野栄之教授

岡野教授は再生医療分野の研究者として日本の第一人者でありながら、複数のバイオ企業の創業に関わるアントレプレナーでもあります。慶應義塾大学医学部長、大学院医学科委員長、日本再生医療学会・理事長、LINK-J・理事長、文科省、その他機関で重役を歴任されるなど、医療革新のために日々邁進されています。
生理学や神経発生などが専門ですが、それ以外の分野にも大変お詳しく、好奇心と向学心を持っていつも新しい事に取り組まれており、また、非常に物腰やわらかく人としても尊敬できる方です。
大阪大学 藤井啓祐教授

藤井教授は国内の量子コンピューター研究の第一人者であり、英科学誌 Nature に掲載された「量子超越」に関する Google の論文を査読した世界で3人の研究者の1人です。また、国の量子技術戦略策定にも参画されています。
量子コンピューティング分野を、日本の次世代の重要産業として育てていくことに強い情熱を持たれ、後進の指導やスタートアップの支援を行っておられるとても素晴らしい方です。
早稲田大学 松方正彦教授

松方教授は環境エネルギー問題を解決するための材料、化学プロセスの専門家で、2050年の社会を見据え、炭素循環型化学産業をどう作っていくのかという未来を見据えた研究に取り組まれています。
公益法人 化学工学会 副会長など各種学会での役職、経済産業省や国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)など国の研究機関での委員などでもご活躍されており、カーボンニュートラル実現を目指す日本において欠かせない有識者の1人です。
コロンビア大学ビジネススクール Bruce Usher教授

Usher教授は金融、環境、社会問題と複数にまたがる分野を専門とされており、気候変動問題や関連するビジネスに関するビジネスケースや、再生可能エネルギーに関する書籍の執筆などでもご活躍されています。
ご自身も2社の起業経験のある起業家で、気候変動問題や再生可能エネルギー分野に取り組むスタートアップへの投資やアドバイザー活動も積極的に行っており、これから多くのご知見やご経験を学ばせていただきたいと考えています。
新たに強力なアドバイザー陣を迎えたGBは、グローバルトップVCを目指しチーム一丸となって取り組んでまいります。引き続きよろしくお願いいたします!