ソニーフィナンシャルベンチャーズとGBが描く未来──新ファンド設立の全貌と投資戦略

グローバル・ブレインの年間最大のカンファレンス「GBAF」にて実施されたセッション「ソニーフィナンシャルベンチャーズとグローバル・ブレインの描く今後の投資事業の拡大」の様子を動画で公開しました。

【SFVとGBが描く未来】新ファンド設立の全貌/ソニーフィナンシャルグループの上場と新戦略/コンソーシアム型ファンドの構想/M&A・セカンダリー市場の未来【GBAF2025】

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国内最大級の独立系VCであるグローバル・ブレイン(GB)では、スタートアップと大企業との協業を促進するために年次カンファレンス「Global Brain Alliance Forum(GBAF)を開催しています。

本動画は、2025年12月に行われた「GBAF2025」でのセッション「ソニーフィナンシャルベンチャーズとグローバル・ブレインの描く今後の投資事業の拡大の内容です。ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社(SFV)代表取締役社長の番所 健児氏と弊社代表の百合本が、両社で設立したファンドの全貌や今後の投資戦略、スタートアップへの向き合い方などについて議論を交わしました。特に以下の点について詳しく語られています。

新ファンド「100億円」はスタート地点

2025年10月、SFVとGBはCVCファンドの運営を行う「ソニーフィナンシャルベンチャーズ&グローバル・ブレインフロンティア株式会社」を設立しました。初期のファンドサイズは100億円です。しかし番所氏は、この規模について「100億円でよしとするつもりはなく、むしろスタート地点に立ったということでしかないと力強く語ります。

動画内では、このファンドを今後どのように発展させていくのかについてや、複数の企業が参画する「コンソーシアム型ファンド」の構想、AIを駆使した少人数での効率的なファンド運営など、常識にとらわれないビッグピクチャーが明かされています。

投資先のスタートアップに余計な口出しはしない

番所氏は過去にFinTech企業の経営を担っていた経験から、「資金調達をされる起業家の方々の気持ちがよくわかる」と述べます。そのため、スタートアップと向き合う上では「横から余計な口出しをするつもりはまったくない」と明言しました。

弊社代表の百合本も驚いたのが、番所氏の圧倒的なアジリティ(俊敏さ)と起業家に寄り添う姿勢です。GBからスタートアップを紹介された翌朝には、番所氏が自ら起業家のもとに足を運んだという「朝駆け」のエピソードも明かされる一幕も。こうしたスタンスを持つ番所氏が、投資先企業とどう関係性を築いていこうとしているのか、経営者ならではのリアルな言葉で語られました。

投資先企業のグロースに資するなら全力で支援する

スタートアップの自律性を重んじ、余計な口出しはしないスタンスを貫く一方で、SFVでは支援が必要な場合には強力にバックアップすることを約束しています。

番所氏がSFVのアセットとして特に強調したのが、ソニーフィナンシャルグループが持つ、生命保険や損害保険、銀行、さらには介護事業といったユニークかつ幅広い事業ポートフォリオです。「我々のグループ企業と組んで新規事業を立ち上げることがスタートアップのグロースに資するのであれば、全力で支援させていただきたいと強調しました。

さらに動画の後半では、IPO支援にとどまらず、M&Aやセカンダリー市場も見据えた多様なExit支援についても踏み込んで議論しています。大企業の充実したアセットとVCの知見を掛け合わせることで、どのような新しい価値や共創が生まれるのか、その可能性を探りました。

本編はGB公式YouTubeチャンネル内のこちらの動画からご覧ください。