年始のご挨拶と2026年の新戦略について

2026年もさらに飛躍の年とすべく、GBAFでも発表した新戦略を軸にチーム一丸となって邁進していきます。

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あけましておめでとうございます。グローバル・ブレイン(GB)の百合本です。

2025年は5つのファンドを設立し、年間の調達額は556億円、AUMは4,052億円となりました。投資件数については160件と、グローバルで見ても4位[1]の水準であり、CVC投資件数の102件はグローバルトップ[2]の数字です。

また、投資先企業のExitに関しては、IPO5件、M&A10社となり、国内外で1,000億円以上の大型Exitも実現できました。

2026年もさらに飛躍の年とすべく、昨年12月5日に開催したGB主催の年次カンファレンス「Global Brain Alliance Forum 2025(GBAF 2025)でもお話しした、下記の戦略を軸に進めていく予定です。

GB AIエージェントの推進

GBはAI-Driven VCを掲げており、投資領域探索〜ソーシング、投資検討、投資先企業の支援の3つの観点で「人と協働」を前提とした3つのAIエージェントを開発中です。

VC業務に生成AIを導入することによって、人にしかできない業務に集中できる環境を構築し、スケーラブルな仕組みを通じたファンドパフォーマンスの向上を目指していきます。

Deep Tech国内最強VCの地位を確立

GBはこれまでDeep Tech領域において、数多くの有望なスタートアップに投資し、Exitも実現してきました。

これはDeep Tech人材の拡充や大学や大企業とのネットワーク構築、知財チーム・GR(Government Relations)チームによる支援などを通じて、GB独自のDeep Tech投資スタイルを確立してきた結果だと考えています。

昨年はアクセルスペースの上場、欧州AI領域史上最大のM&AとなったCognigyなど、Deep Tech企業のExitを複数経験し、その知見も蓄積してきました。

今後もこの流れは加速させ、Deep Tech国内最強VCとしてのポジションを確立していきます。

CVC as a Serviceの提供開始

スタートアップ投資の冬の時代と呼ばれて久しい昨今ですが、グローバルでVCの活動が大きく後退する一方、CVCはその存在感を一層大きくしており、大企業の皆さんにとっては、文字通り千載一遇の機会が訪れています。

GBとしてもこのチャンスを最大限活かすべく、「CVC as a Service」の提供を進めていきます。

具体的にはCVCコンサルティングビジネスの展開、VC専用オペレーション基盤の提供、AI Drivenな新規事業探索、創業支援の開始などを計画中です。

大企業の皆さんとスタートアップエコシステムを牽引すべく、引き続きGBの持つアセットを最大限に提供できればと考えています。

PEビジネスへの展開

国内グロース市場の初値時価総額は依然として100億円程度で推移しており、時価総額に関する上場維持基準の見直しも行われたため、IPOの難易度は高まっていくと考えられます。

グロース市場上場後も十分な成長資金を確保しにくく、上場後5年未満の公募増資実施割合はわずか5%に留まっている[3]という状況です。上場後から時価総額500億円までは大型資金供給者が不在であることが1つの要因であり、グロース市場上場後も事業の成長を後押しするスタートアップ支援策が求められています。

市場環境の変化からUSでもVCモデルには変革期が到来。USのトップVCは上場企業への投資や上場後の長期・継続運用など、既存のVCビジネスに囚われない事業に着手し始めています。

こうした激しい変化の時代だからこそ、GBもそのアセットをフルに活かし、上場後のスタートアップ支援をはじめ、伝統的VCビジネスからPEへの拡張を目指していきます。

スタートアップエコシステムへの貢献

2025年はスタートアップエコシステムの持続的成長に貢献すべく、GBの持つナレッジを提供するためのイベントも数多く開催しました。参加いただいたスタートアップ、大企業の皆さんはのべ5,000名ほどに上ります。

また、独立系VCに向けた次世代VC起業家勉強会である「百合本塾」を、2024年から定期的に開催。業界の見立てやファンド設計の知見など、GBの経験やデータに基づく最新の市場トレンドについて、次世代のVC起業家へ還元できればと思い取り組んでいます。

2026年はこうしたナレッジ共有の取り組みをさらに加速すべく、動画での情報発信も強化していく予定です。ぜひご期待いただければと思います。

GB10号ファンド設立に向けて

おかげさまでGB9号ファンドも順調に投資が進んでおり、現在10号ファンドの設立に向けて準備中です。既存のフラッグシップファンドも含め、グローバルトップ水準のパフォーマンスを実現すべく、全社をあげて取り組んでいく所存です。

2026年もグローバルトップTierVCを目指し、チーム一丸で邁進していきます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


  1. PitchBookのデータをもとにしたGB調べ ↩︎

  2. PitchBookのデータをもとにしたGB調べ ↩︎

  3. 東京証券取引所 上場部「第1回「グロース市場に関するフォローアップ会議 事務局説明資料をもとに、2003年以降にマザーズ・グロース市場に上場した837社を対象としてGBが集計 ↩︎