スタートアップの知財戦略: コネクテッドロボティクスの場合
知財戦略について支援を実施した具体的な事例をご紹介します。

執筆: Universe編集部、共同執筆:GB知財支援チーム
GBではスタートアップの価値を高めるべく様々なバリューアップ支援を実施しています。本稿では知財戦略について支援を実施した具体的な事例をご紹介したいと思います。
今回支援を手がけたスタートアップはコネクテッドロボティクスです。同社は「調理をロボットで革新する」
魅力ある日本の「食」
知財戦略のサポート概要
コネクテッドロボティクスの知財に対する取り組みはシリーズAの資金調達(2019年、8.5億円)
飲食業界はレガシー産業で、AIやロボティクスのような最先端のテクノロジーを駆使したものがなく、このような業界に一石を投じたいというのが同社の創業にかける思いでした。技術的にもこの業界はブルーオーシャンに近く、そのため先駆者として知財面にもチャンスがあると感じたのが知財にいち早く取り組んだ理由です。当初はたこ焼きロボットやソフトクリームロボットに関する知財を出願しました。
GBとしての支援開始は2020年末頃からです。CEOである沢登哲也さんは知財対応について「それまで特許事務所や法律事務所を頼って活動はしていたもののもあくまでクライアントと依頼先という関係値で活動している感覚で、どうしても社内に専門的な知識がないために生じてしまうギャップがそのままになってしまっていることがあった」
そこでまずは沢登さん、COOの佐藤泰樹さんと定例ミーティングを重ね、最新の事業状況を踏まえながら押さえるべき知財を抽出することから開始しました。その後、抽出された知財(発明や商標)
現在コネクテッドロボティクスには知財の専門チームや担当が不在となっています。そういった中でもGB知財チームが支えることにより、出願から権利化までをスムーズに進めるとともに、より質の高い権利が取得できるような活動ができています。パートナー企業との契約に関しては、GB提携パートナーのiCraft法律事務所内田誠弁護士が全面的にバックアップし、交渉スキームから契約書の策定までをサポートしております。結果、対応中のものを含め15件以上の特許・意匠・商標出願を実施し、5社以上のパートナー企業との交渉や契約書策定を支援しています。
沢登さんからも「特許や契約周りの戦略など支援の奥深さがあり、時間やリソースをここまで割いてくれた。社内にいるようなパートナーとして一緒に活動できていて、わからないところのギャップをちゃんと埋めながら活動ができている」
佐藤さんからも「通常、知財などの法務関連に関わる事は、事務所側から「御社の方針次第ですよ」
スタートアップ知財担当者の醍醐味
知財戦略は権利を保護する「守り」
そしてこの推進には自社内に知財体制を構築していく必要があり、現在、同社では知財責任者を募集中です。
スタートアップで知財を担当することの醍醐味はやはり、ゼロベースで自社に必要な知財組織を立ち上げる経験が得られることではないでしょうか。また、経営陣との距離感も近く、CEO・COOなどと直接議論しながら、エンジニアや営業メンバーとともに出願や契約関係の業務を推進することになるため、経営陣や事業に密接した知財活動が可能です。
コネクテッドロボティクスにて知財体制をゼロから構築し、調理ロボットによる飲食業界の変革を支える知財活動を推進していきたい方はぜひご応募してみてください。
【応募はこちらから】
https://herp.careers/v1/crinc/Gj9CmCVEImcF