a16zも期待する「企業向け」AI検索のポテンシャル【GB Tech Trend #118】
AIを用いたドキュメント解析および検索サービス「Hebbia」が約1億ドルにも及ぶ大型調達を実施。国内でもこうした生成AI検索はまだまだ盛り上がるかもしれません。

執筆: Universe編集部
今週の注目テックトレンド
GB Tech Trendでは世界で話題になったテック・スタートアップへの投資事例を紹介します。
企業の「資料」の悩みをAIで解決
「生成AI検索」
今回の約1億ドルにも及ぶ大型調達のリードを務めたのは、著名VCである「Andreessen Horowitz(以下a16z)
検索市場が再注目される理由
一見、Hebbiaのようなサービスは、ChatGPTによって普及した生成AIによる検索体験を、単に企業向けへ拡張したように思えます。しかし、企業に眠るナレッジをいつでも検索できるようにする「ナレッジ検索」
たとえば、2018年に2,500万ドルの調達を実施している「Guru」
これに限らず、企業が社内ナレッジを整理し、従業員に最大限活用してもらうニーズは既に存在していました。このニーズが生成AIトレンドによりさらに加速し、AIによる検索ユースケースが爆発的に広がったことで、企業ナレッジの検索市場が急拡大している印象です。この第一線でグロースを続けているのがHebbiaであると考えられます。
「企業向け」ならではの勝ち筋も
企業向けに振り切ることで、生成AI検索サービスは横展開もしやすい印象です。たとえば、各従業員のパフォーマンスと、希望のキャリアロードマップを分析した上で、足りていないスキルとのギャップを改善するための教育コンテンツを提案するといったユースケースも考えられます。
こうしたアップスキル領域では「Degreed」
国内ではソフトバンクが6月、生成AI系の検索「Perplexity」
Geminiが思った以上のインパクトを出せておらずGoogleが足踏みしている状況だからこそ、スタートアップや投資家はこの領域を一挙に獲得したいはずです。国内でもこうしたバーティカルの生成AI検索はまだまだ盛り上がるのではないでしょうか。
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