GB Tech Trend #103: AI診察「CarePod」が描く予防医療の世界
対面診察の必要性を最低限に抑え、セルフケアや、健康データを取得するというサービス価値に軸足を置いています。

執筆: Universe編集部
今週の注目テックトレンド
GB Tech Trendでは世界で話題になったテック・スタートアップへの投資事例を紹介します。
Amazonから始まった無人店舗が一時有名になりましたが、今度は「無人医務室」
無人医務室「CarePod」
Forwardは予防医療に特化したサービスを展開しています。2017年には「医療版Apple Store」
当時は、ChatGPTのような優れた対話型AIがなかったこともあり、この診察は必ずしも万人向けのものではありませんでした。また、クリニックの建設費用に多額の先行投資を必要としたこともあり、サービス拡大を諦めざるを得ない状況にありました。そこで登場したのが今回の「CarePod」
CarePodは、無人式のポッドとなっています。設置箇所は、ショッピングモールや空港などを想定しており、従来よりは敷地および建設コストが抑えられています。患者はポッドに入ると音声アナウンスに従って、各種身体情報を取得するためのIoTを使い、データ計測していきます。計測データは専用モバイルアプリを通していつでも確認できます。CarePod、アプリ、そして24時間対応のケアチームサポート等へのアクセスを含め、月額99ドルで利用できます。
創業当初からのコンセプトであった、予防医療に特化した無人サービスがCarePodです。予防医療に特化することで、対面診察の必要性を最低限に抑え、セルフケアや、健康データを取得するというサービス価値に軸足を置いています。この点は、疾患後のユースケースに対応した一般的な医療事業者との差別化を貫くために賢い選択をしていると感じます。
ChatGPTに代表される対話型AIが急速に一般化したことから、過去に諦めざるを得なかった医療版Apple Storeのユーザー体験が再評価されるタイミングに来たことが、今回の大型調達でも評価された模様です。患者の身体データを取得する、医療市場の「ラストワンマイル」
そんなCarePodは、「TechCrunch」
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