GB Tech Trend #089: 自分の記憶をチャットで聞ける「Rewind AI」ChatGPT連携で急成長中
2C向けAIスタートアップとして一抜けしそうな可能性を見せてくれます。

執筆: Universe編集部
今週の注目テックトレンド
GB Tech Trendでは、毎週、世界で話題になったテック・スタートアップへの投資事例を紹介します。
誰もが望む「記憶のライブラリー化」
Rewind AIは、ユーザーのPC検索情報と音声マイクから録音された情報を蓄積・分析をした上で、ユーザーが過去にどんなことを調べて、どんなことにインスピレーションを得たのかを後で検索できるサービスです。GPTと連携した「Ask Rewind」
なお、本サービスはMacユーザー限定で提供されており、データはローカルに保存されるのでセキュリティの観点もクリアされており、さらにAppleのMシリーズチップに最適化することで、数十ギガバイトの記録データをわずか数メガバイトに圧縮するなど効率化も図っているため、記録してハードディスクの容量が圧迫される心配もありません。
同社は昨年11月にAndreessen Horowitzのリード出資を経て資金調達をしています。The Informationの記事によると、さらにそこからわずか半年を経て、NEAが1,200万ドルを出資し、その評価額は3億5,000万ドルになる見込みだそうです。前回ラウンドの4.5倍価値ということで投資サイドの注目度は高いと考えてよいでしょう。
さて、Rewindがここまで企業評価額を伸ばしている理由はやはり、冒頭にも記載したGPT連携にありそうです。Andrreessen Horowitzの投資記事ではRewindについて、「まるで時間を巻き戻すような、これまでSFの世界にしかなかった文脈を考慮した体験ができる」
RewindのピッチはTwitter上で公開されており、2023年第一四半期でARRがほぼ0ドルから70万ドル以上まで急成長していることが言及されています。また、自社サービスの立ち位置として「拡張サービス」
過去、「記憶」
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