GB Tech Trend #074: 今度はShopifyブランドを買収、アグリゲーター「Everstores」のメリットとは
日本においても同様のモデルがやってくるかもしれません。

執筆: Universe編集部
今週の注目テックトレンド
GB Tech Trendでは、毎週、世界で話題になったテック・スタートアップへの投資事例を紹介します。
創業から約5年で34億ドルという巨額の資金を集めたのが、Amazonアグリゲーションを事業領域とする「Thrasio」
Amazonアグリゲーターの領域は注目を集めていますが、先日、プラットフォームをAmazonではなくShopifyにして活躍する「Everstores」
TechCrunchによれば、ステルスの段階ですでに3社の買収を完了しており、この買収を通じて1億にも及ぶデータポイントを獲得。現在、500以上のShopifyブランドがEverstoresの買収候補としてサインアップした上で、このデータを参照しているそうです。
さて、そもそもの起点となるThrasioの事業モデルはどんなものなのでしょうか。一言で述べれば「買収型起業」
Thrasioが重きを置いているのは「3R」
高い評価のブランドを統合して顧客を最大化できれば、Amazonには非常に信頼性の高いロジスティクスのシステムが備わっていて配送などの足回りを共通化できるため、この買収統合モデルが成立する、というわけです。
逆に、今回取り上げているShopify上のブランドはAmazonほどロジスティクスの恩恵を受けていません。そこに目をつけたのがOpenStoreやEverstoresです。
データを参考にShopifyの中で最も効率化できる(もしくはできそうな)
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