GB Tech Trend #051: ティーン向け金融教育で切り開く、新フィンテック市場
FaaSの流行と共に、金融系スタートアップが勢いよく成長しています。

執筆: Universe編集部
GB Tech Trendでは、毎週、世界で話題になったテック・スタートアップへの投資事例を紹介します。
今週の注目テックトレンド
FaaS - Fintech as a Service - の流行と共に、金融系スタートアップが勢いよく成長しています。なかでも子供向けデビットカードサービスは大手が出揃い始めました。例えば「Greenlight」
そんな中、金融教育の付加価値をつけて差別化を図ろうというスタートアップが登場しました。先日、1,500万ドルの資金調達を発表した「Goalsetter」
エンドユーザーであるティーンは、金融教育向けクイズを答えていくことでインセンティブとして親からボーナス金が届くというユニークなアプローチを採用しています。Goalsetterは金融教育のアプローチから市場ポジションを築こうとしており、こうした親子ユーザーの取り込みに躍起になっています。
今回の調達に当たり、金融機関向けの情報処理サービスを提供する「Fiserv」
Goalsetterが取り組む金融教育、特に「Financial Wellness」
「FRB(Federal Reserve Board)
そこで登場したのが「Brightside」
Brightsideが特徴的なのは「お金の元栓」
このように従業員のお金の管理の教育(節税などのTips含む)
GoalsetterもBrightside同様のB2B2Cの戦略が伺えます。子供の扱うお金を、親が仕送る段階から介入することで、正しいお金の流れを作り出そうとしています。将来的に借金やそれに伴う利息払いに苦しまないようにするリテラシー向上を切り口に、様々な金融商品への拡大を目指すことが予想されます。
ティーン市場から新たなお金の流れを生み出そうとしているのがGoalssetterなのです。
今週(11月30日〜12月6日)の主要ニュース
コラボツール「Airtable」が117億ドル価値のラウンド実施予定
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機械学習とビッグデータを利用して、環境や社会に関するインサイトを投資家や組織に提供しているサステナビリティ・データ・プラットフォーム「Clarity AI」
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アムステルダム拠点、テーマパークや動物園向けにチケットの価格設定を行うことができるECプラットフォーム「Convious」
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バンクーバー拠点、オンデマンドの交通ネットワーク管理を提供する「Spare」
がん患者向けサービス「Vinehealth」が550万ドル調達
ロンドン拠点、デジタルヘルスのスタートアップ「Vinehealth」