GB Tech Trend #045: PayPalによる「Pinterest」買収動向から読み取る戦略
その理由はPayPalによる「スーパーアプリ戦略」の考えが理由に挙げられるかもしれません。

執筆: Universe編集部
GB Tech Trendでは、毎週、世界で話題になったテック・スタートアップへの投資事例を紹介します。
今週の注目テックトレンド
デジタル決済プラットフォームのPayPalが、ビジュアル探索及びアイデア発見SNS「Pinterest」
全く関係のない2社の買収話がなぜ持ち上がったのでしょうか。その理由はPayPalによる「スーパーアプリ戦略」
PayPalは北米最大のEC企業「Amazon」
そこでPayPalが構築しようとしているのが「スーパーアプリ」
Venmoを使うとたとえば友達の誕生日会や週末の飲み会などの立替金を友達にすぐに送金できるようになります。P2P送金プラットフォームとして当時から若者世代に日常的に使われたアプリで、今では多数の小売プラットフォームと連携し、割り勘だけでなくグループ購買にも使われるようにサービス設計されています。
こうした「ソーシャル決済」
その中で話が持ち上がったのが今回のPinterest、ということなのでしょう。
ではユーザー同士が好きな画像を集めて、画像コレクションを共有し合うSNSをもとにしたPinterestが、どのような点でPayPalの「ソーシャル決済・スーパーアプリ」
元々Pinterestは、広告プラットフォームとして画像検索軸にしたサイト送客価値を生み出していますが、最近ではShopifyと連携をし、小売業者がPinterestを駆使してECストアーへ送客できるプロセスを作り出しました。さらにShopifyにはPayPal決済が実装されているため、売上が増えることは同時にPayPalの売上上昇にも繋がります。
さらに、2020年に買収した「Honey」
先述しているAmazonやeBayのようなマーケットプレイスではなく、VenmoやPinterestのようなP2P軸のプラットフォームを最大限活かすことでPayPalの総決済額を増やし、よりユーザーが身近に使うソーシャルアプリ軸での決済導入戦略を目指す意図が今回の買収話から伺えます。
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