GB Tech Trend #040: 企業向けGoogle検索を目指す「Glean」—エンタープライズ検索領域での活躍を目指す
私たちの生活と検索は切っても切れない関係となりました。

執筆: Universe編集部
GB Tech Trendでは、毎週、世界で話題になったテック・スタートアップへの投資事例を紹介します。
今週の注目テックトレンド
私たちの生活と検索は切っても切れない関係となりました。Googleなどの総合インターネット検索サービス以外にも、個別のサービス内検索もあります。たとえばECサイトを訪問した際、商品検索をするケースが考えられるでしょう。
ではみなさんの企業内資料・ノウハウに関してはどうでしょうか。何か欲しい資料があった時、すぐには見つからない時、資料管理に詳しい人に聞いたり、担当部署の人にわざわざ聞いたりすることがないでしょうか。適任者がいない場合は、時間をかけて探すこともするはずです。
この最適化のされていない「エンタープライズ検索」
Gleanはステルス企業ですが、公開されたコンセプト動画を観る限りではウェブ検索プラットフォームを提供するようです。事前にGleanのウェブ上でSlackやGoogleアカウントと連携・閲覧権限の許可をしておくと企業内ドキュメントを分析し、Google検索結果のように該当箇所・関連ドキュメントが表示される、という仕組みです。
AI機械学習を用いて類似のキーワード(例えば「四半期の目標」
Gleanの関連サービスとして「Guru」
検索サービスとして独立させている「Glean」
両社の目指す先は「ナレッジハブ」
コロナにより在宅ワークが当たり前になった今、冒頭で述べたように資料に詳しい人に直接聞くことが難しくなりました。国内でもQastやWikiタイプのサービスがナレッジ共有にチャレンジしていますが、資料内検索のDXを推進する領域はさらに取り組むチームがふえるのではないでしょうか。
今週(9月13日〜9月19日)の主要ニュース
メンズファッション・リセールEC「Grailed」6,000万ドル調達
キュレーション・メンズウェア再販サイト「Grailed」
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手術関連の合併症による死亡を減らすことを目的とする「Caresyntax」
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コンピュータ・クラスター用の高速インターコネクト・ハードウェアを開発する「GigaIO」
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AIコンピュータービジョン開発ツール「Roboflow」2,000万ドル調達
企業が機械学習の専門家チームを雇うことなくコンピュータビジョンを利用できるサービス「Roboflow」
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ロンドンを拠点とするエンタープライズAPIマネジメント・プラットフォーム「Tyk」
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セールス・インテリジェンス・プラットフォーム「Aircover」
女性特化の金融カード「Sequin」が570万ドル調達
女性のクレジットスコア構築に特化したデビットカードを発行する「Sequin」